PHV車ってどうなん?

三菱アウトランダーPHEV
一時期大変話題になった「PHV」(プラグンハイブリッド)
このPHVとは、「家庭のコンセントから直接充電できるタイプのハイブリッドカー」のことです。
PHVには普通のHV車よりも大きいバッテリーを積んでいるので、電力のみでより多くの距離を走る事が可能です。
バッテリーを多く搭載する事で、ガソリンよりも良い電気のエネルギー効率と環境性能、電力による航続距離の長さがPHVの特徴です。

このPHVですが、話題になった割には国産メーカーから発売されている車種は少ないのが現状です。
現在のところ、国産車でPHVを採用しているのは、三菱アウトランダーPHEV、トヨタ・プリウスPHV、ホンダ・アコードプラグインハイブリッドの3車種のみ。
しかし、輸入車、特にドイツ車に目を向けると、PHV車が多いんですね。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE、BMW i8、BMW X5 xDrive 40e、BMW i3、ポルシェ パナメ-ラS e-ハイブリッド、メルセデス・ベンツS550プラグインハイブリッドなど、これ以外にも何車種かのPHV車が出ています。いやあ、みんな高い車ばっかりですな!一番安いフォルクスワーゲン・ゴルフGTEだって500万、BMW i8なんて2000万もしますからね!
フォルクスワーゲン・ゴルフGTE
BMW i8
でも高いとは言え、ドイツ車ってPHVが多いですね。
日本はハイブリッド王国だ!なんて思ってましたけど、案外そうでも無かったかも!?

で、このなかで世界で一番売れているPHV車が「三菱アウトランダーPHEV」。良かった、日本車で。
この三菱アウトランダーPHEVは「急速充電」が可能なのです。
通常はバッテリーをフル充電するのに4時間くらい掛かるのですが、急速充電を使えば約30分で充電可能。
30分だったらちょっとした仕事の合間や食事の時間中に充電できてしまいますね。
また、マンションやアパートに住んでいる人は自宅で充電できませんから、自ずと外で充電せざる終えません。そんな人には急速充電が出来るPHV車はとても便利だと思うのです。

が!

あんなに多くのPHV車をラインアップしているドイツ車ですが、急速充電できる車種が無いのですよ!

それはなぜか?

輸入PHV車が急速充電できないわけ

エンジンがあるからねー

PHV車は電気のみで走るわけでは無く、もちろんガソリンエンジンも搭載しています。
ヨーロッパでのPHV車の利用法は、「平日は夜間充電して日中の通勤(近距離)に使用。休日のロングドライブなどではエンジンも使って走る」というのが一般的らしいです。
もしEV走行維持にバッテリーの電飾が無くなってもエンジンで走れますから、急速充電しなければならないシチュエーションは想定していないのでは?

お金が掛かっちゃうからねー

急速充電が出来るシステムにするとそれだけコストが掛かります。車両本体価格を抑えるためにも急速充電システムは搭載していません。

充電の規格が違うからねー


急速充電にも規格があって、欧州で使用している規格は「コンボ方式」、しかし日本の充電施設は「チャデモ方式」を使用しています。
このため、日本で設置されているチャデモ方式の急速充電器は使えないみたいです。

PHVだけど、まあ、HVとして使ってくれたらねー


PHV車も通常のHV車と同じで回生ブレーキを積極的に利用し、そのエネルギーでバッテリーを充電します。
最近の技術革新により、回生ブレーキの性能はかなり上がってきており、都内をちょっと走っただけでフル充電できてしまうくらいです。
ですからPHVと言えど、「何かあった場合、コンセントから充電する事もできますよ」くらいの気持ちで接していただきたいと・・・

輸入車に急速充電機能が無いのは、ヨーロッパでのPHVの使われ方や、コスト面、ハード面での違いがあるせいみたいですね。

なぜアウトランダーには急速充電機能があるのか!?

よーく調べてみると、国産車の中で急速充電が出来るのは三菱アウトランダーPHEVのみなんですね。
というか、何でプリウスとアコードは急速充電できないのでしょうか?
トヨタ・プリウスPHV、ホンダ・アコードプラグインハイブリッド共に充電時間は1時間半となっています。

また、三菱アウトランダーPHEVは、ガソリンエンジン走行よりも電気走行を主眼に設計されています。そのため、バッテリーの電力で走った方が本来の性能を発揮できるんですね。エンジンで走ると燃費が悪くなってしまうのです。
そして、三菱は、車に充電された電気エネルギーを、非常時に利用するというエネルギーマネジメントに取り組んでいます。
これも三菱アウトランダーPHEVが急速充電できることの理由でもあります。

当初は急速充電できるのが普通だと思っていましたが、調べてみると急速充電できるのは「三菱アウトランダーPHEV」のみだったというビックリな結果でした。
私は三菱アウトランダーPHEVのオーナーで無いので、急速充電機能の使い勝手や利便性は知るよしもありませんが、経済産業省によると、急速充電器のスタンドの数が増えてきているようですので(5878箇所 2015年12月現在)利用できれば便利だと思いますね。

ちなみにアウトランダーの中古車査定金額ですが、三菱の売れ筋人気車種とあって、買取金額も高値が期待できそうです。

アウトランダーPHEV 2.0 G セイフティーパッケージ 4WDの2013年式、無事故無改造で大きな傷やヘコミが無ければ、200万円オーバーの買取金額が出る事もあるでしょう。

2014年式ですと、250万円オーバーも狙えるかも知れません。走行距離が多くない(3万キロ以下)と難しいかもしれませんが、いずれにせよ、高額査定が出やすい車だと思います。

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