車内の匂いに注意!その1

車内の匂いに注意!

他人の車に乗った時「あれ、このクルマ、何か変なニオイがする・・・」と思った事はありませんか?

いつも乗っている自分の車は、その匂いに慣れてしまっているので何とも思いませんが、あなたが他人のクルマに乗った時と同じように、他人があなたのクルマに乗った時にも同じように「このクルマ、臭い!」と感じているかもしれません。
特に車内でタバコを吸う方や、頻繁に飲み食いをする方の車は、他人が乗ると必ず嫌悪感を感じる匂いがするはずです。

この車内の匂い、査定金額に少なからず影響を及ぼします。
というのも、車内の匂いというのは消すのに手間がかかるからです。

私がディーラーに勤めていた時、車検で入ってきた車ですが、かなり車内の匂いがキツイ車がありました。
オーナーの方はヘビースモーカーで、もちろん車内でも普通にタバコを吸っているそうです。
夏場はエアコンを掛けた閉めきった車内で喫煙。
そして、営業車としても使っていたそうで、車内で食事する事もしばしば。シートには飲み物をこぼした跡やスナック菓子のカスなどがありました。そしてシート背面にある収納スペースには飲みかけのジュースがストローを挿したまま放置されていました。
このクルマのドアを開けたとたん「モワ~」っとする何とも嫌な匂いが鼻を突きました。

車検整備と共に室内クリーニングも頼まれていたのですが、エアコンフィルターの交換からエバポレーターや通風津ユニットの洗浄など、色々な手を尽くしましたがなかなか匂いは消えてくれません。これは車内の素材に匂いが染み付いてしまっているため、車内を洗浄する以外に解決策は無いという結論になりました。
イスやフロアマットをすべて外し、必要箇所をマスキングして高圧洗浄機で洗います。洗浄に1日、乾燥に1週間ほどかかりました。この時お客さんに請求した車内洗浄代金は、確か8万円くらいだったと思います。

ここまで酷いケースは滅多にありませんが、たまに車内でタバコを吸う方や、小さなお子さんが居て、車内で飲み食いする機会が多い場合などは自分では慣れてしまって分からない匂いが付いている可能性があります。

もし可能なら、お友達や知り合いの方に協力してもらって車内の匂いをかいでもらうのが良いでしょう。
その時に「匂いがする」と言われた場合は下記を試してみてください。

  1. ダッシュボードやハンドルなどのプラスチック部分を、アーマオールなどのケミカル溶剤を使用して拭く
  2. 全ての窓の内側をガラスクリーナーを使用して拭く
  3. エアコンフィルターの交換(後述)
  4. シートクリーナーを拭きつけたきれいな雑巾で全てのシートを拭く
  5. シートが乾いたら、シートにファブリーズをスプレーする
  6. 晴れた日にエアコンの循環を外気にし、すべてのドアを開けたまま10分以上エアコンをかける
  7. ドアを開けたまま、半日放置

上記の作業だけで室内の匂いはかなり軽減されるはずです。
また、上記3のエアコンフィルターですが、誰でも簡単に交換できます。
エアコンフィルターは、通常はグローブボックスの奥に設置されている事が多いです(車種によって異なります)

また、フィルターはインターネットの通販で手に入ります。メーカーによって値段は様々ですが、一括査定で売却する予定の車でしたら安いもので構わないでしょう。
エアコンフィルター交換

上記でも匂いがあまり取れない場合はエバポレーターや通風ラインの洗浄をしなければなりませんが、車種によってはとても作業し難く、個人で行うのはあまりおすすめできません。

エバポレーターただ、エアコンを切った時などにするあのかび臭い匂いはエバポレーターが原因ですが、この匂いは日本のような湿気の多い国ではつきものなのです。(ルームエアコンも同じですね)
この匂いはエバポレーターを交換する以外に解決方法はありませんし、この匂いが査定金額に影響する事はありません。

そして、最も厄介なのがゲロ(嘔吐)臭とおしっこ(尿)臭です。
シートの素材が合皮のツルツルしたものでしたら、すぐに拭き取ればほとんど問題ありません。
ですが、ファブリックなどの布素材ノシートは、状況によってはすぐに拭き取っても臭いが取れない場合があります。

詳しくは 車内の匂いに注意!その2で!

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