2015年上半期データから見る中古車の売り時

中古車のニーズ
日本自動車販売協会連合会という組織があります。通称、自販連(Japan Automobile Dealers Association)と呼ばれていますが、この組織は1959年に設立された、自動車販売店によって構成された業界団体です。

この自販連は毎月、いろいろな自動車に関する統計データを発表しているのですが、この度、2015年上半期(1-6月)の抹消登録台数を発表しました。

抹消登録台数というのは、「輸出抹消登録台数」「永久抹消登録台数」「一時抹消登録台数」の3種類があります。
輸出抹消登録台数とは、自動車を輸出するために登録を抹消された台数の事です。
永久抹消登録台数とは、廃車された台数です。
一時抹消登録台数とは、車検が切れたり、乗るのを中止しているが車は残しておきたい場合に一時使用中止の届出をした台数です。

この内、2015年上半期の輸出抹消登録台数は、前年同期比5.5%増の73万8430台となりました。輸出抹消登録台数が増えた背景には、円安によって海外に輸出される車が増えたためだと推測されます。

永久抹消登録台数は、21.9%減の12万8546台となり、約2年ぶりのマイナスだったそうです。この理由としては、今までは廃車にしていたような古い車や、転売が不可能と思われる車でも、円安で輸出することが可能になったためだと思われます。

また、これとは別に、2015年上半期(1-6月)の中古車登録台数というデータがあります。
この中古車登録台数ですが、前年同期比2.5%減の196万2137台で、上半期の中古車登録台数が200万台に満たなかったのは2011年以来、何と4年ぶりだそうです。

この三つの統計、「輸出抹消登録台数」「永久抹消登録台数」「中古車登録台数」から浮かんでくる昨今の中古車事情ですが、円安効果で輸出したい中古車のニーズは強くなっているのに、肝心の中古車自体の数が足りていないという状況が浮かび上がってきます。

アベノミクスによる円安はまだまだ今後も続いてゆくと予想されます。
中古車の台数が足りていないという事は、売り手市場になっているという事です。
ですが、世界情勢は一寸先は闇。この円安も、ある日を境に突然に円高に向かうかもしれません。
ギリシャの問題が引き金になったり、中国の金融・不動産バブルが弾けて思わぬ局面を迎えるかもしれません。

ですので、車を売りたいと思っている方は、今が一番良い時期だと思います。
特に高年式車や廃車寸前の車は、数年前だったら査定額ゼロとなっていた車でも、昨今では査定額が出ると思われます。

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