ちょっくら郵便局で中古車買って来るわ。えっ!?

ちょっくら郵便局で中古車買って来るわ。えっ!?
「郵政民営化で郵便局がコンビニになる」というキャッチフレーズ、覚えていますか?
2005年に郵政事業が民営化された時、このキャッチフレーズがテレビのニュースなどで盛んにアナウンスされていました。

そしてその民営化から10年、2015年11月4日に郵政グループが東京証券取引所に上場し、新たなスタートを迎えたのですが、正直言ってこの10年間で「郵便局がコンビニになった」という感じはありませんね。

そもそも、郵便局って「小包を受け取る」とか、郵貯の口座の件で・・・とかでない限り行く用事もないですし、郵便だってインターネットのメールが普及してからは取扱いも減少するばかりだそうです。

郵政がガリバーと提携

そんなイマイチぱっとしない郵便局ですが、この度あの中古車販売大手の株式会社ガリバーインターナショナルと業務提携したのですよ。

 この度、全国約24,000の郵便局の拠点と、ガリバーの全国約480店舗の販売ネットワーク及び中古車売買のノウハウを融合し、一体となって、郵便局のお客さま、特に、今までカーサービスの行き届いていなかった地域のお客さまに全国均一価格の中古車と安心のサービスを提供することにより、両社の事業拡大を図ることで、TSとガリバーは合意致しました。
 日本郵便、TS、ガリバー、それぞれの強みを最大限に活かし、日本最大のカーサービスネットワークを構築していくことを目指して参ります。

2015年11月9日 株式会社ガリバーインターナショナルプレスリリースより引用

という事なのです。
え!?郵便局へ行くと駐車場に中古車がずらーっと置いてあって、郵便局の制服を着た営業マンがやってきて・・・

と思っちゃったりしますが、全国津々浦々24,000カ所の郵便局でそんなことやったら大変です。
つーか、ムリですね。

この前、年賀はがきを買いに行った時に、郵便局の扱う産地直送の特産品のカタログが置いてありました。
これ、注文する人ってどれくらいいるのか分かりませんが、今回の業務提携による事業は、郵便局が既に行っているこの特産品や民芸品などのカタログ販売にガリバーが販売する中古車が加わるという事らしいです。

中古車を買いたい人は、郵政物販サービスのコールセンターに電話し、希望車種や金額などを伝えると、郵政の担当者がガリバーに連絡し、ガリバーから直接顧客に連絡が行くというシステムらしいです。

という事は、先日の記事で書いたJPUCに郵政も加わるのでしょうか?

JPUCについてはこちらをご参照ください
日本自動車訪問購入協会(JPUC)って知ってる?

今回の業務提携では、郵政は中古車を買う人と販売業者であるガリバーを仲介する役目ですから、一括中古車査定サービスの「媒体」と同じような役目でもある訳です。はたまた、販売のみならず、中古車買取業務もやることになれば、完全に中古車売買における「媒体」として責任を負わなければならないわけです。

これって結局どうなの?

ガリバーとしては、今まで販売拠点の無かった田舎や過疎地にも販路が開けるというメリットがあるし、郵政は新しい販売チャネルが増えて手数料収入が期待できる・・・という事らしいのですが・・・

でもですね、普通に考えれば、ガリバーで買えば100万円の車が、郵便局経由で買ったら郵政側の手数料が乗っかってその分高くなる・・・ってコトですよね?

中古車屋さんの無い地域ではある程度ニーズがあるかもしれませんが、そのような地域は元々住人も少ないと思うので、どれくらいの人が利用するか、ちょっと疑問ですね。

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