自動車の最高速度(高速道路)120km/hへ

自動車の最高速度(高速道路)120km/hへ
あー、やっとですよ、やっと。
高速道路の最高速度制限が、100km/hから120km/hへやっと引き上げられるようです。
高速道路の最高速度は、1963年に開通した名神高速道路に合わせて制定されたのですが、それから早53年。
53年ぶりの改定です。
ちなみに1963年当時の車はどんな車種があったのか、ちょっと調べてみると・・・

いすゞベレット
ダイハツ コンパーノ
トヨペットコロナ
日産セドリック
日産グロリア
ダットサンブルーバード

な、懐かしい・・・
隣町に住んでた叔父さんがいすゞベレットに乗ってまして、よく助手席に乗っけてくれてドライブに連れて行ってもらいました。

53年前の車と現在の車の性能差

いすゞベレット
このいすゞベレットですが、1963年に販売されていたのは1,800ccディーゼルのPRD10と、1,500ccOHV車のPR20の2種類。
PR20は車重が930kg(軽い!)で63PSとのこと。
するとこの1963年型いすゞベレットのパワーウェイトレシオは約14.7kg/PSですね。
パワーウェイトレシオというのは、1PS(1馬力)あたりどれくらいの重さが掛かっているかという値です。
この値が小さければ小さいほど加速性能が良い事になります。

当時のいすゞベレットの価格を現在の物価に当てはめてみると・・・

平成26年の消費者物価指数が1786.1、また、1963年(昭和38年)の消費者物価指数が397.3。

1786.1 ÷ 397.3 = 4.495

この計算で行くと、ベレットが発売された昭和38年と平成26年では約4.5倍の物価の違いがあります。
この当時、ベレットの新車価格は61万円。
61万円 × 4.5 = 274.5万円。
現在の274万円くらいの価格の車といえば・・・
トヨタマークXの250G Four Fパッケージがちょうど275万円。
このトヨタマークX 250G Four Fパッケージは149PSで車両重量1,560 kg、パワーウェイトレシオは10.5kg/PSで、圧倒的にマークXの方が早いですね。
マークX
え?排気量が全然違うじゃないか!って?
うーん、じゃあ270万円くらいでベレットと同じ1500ccの排気量の車は・・・
無いです!
270万の値段で1500ccって無いんですよね。

ま、何が言いたいかと言いますと、1963年の名神高速道路開通から53年が経った現在、自動車の性能や安全性は飛躍的に向上したので、高速道路の最高速度120km/hは当然、いや、むしろ遅すぎた改訂だと思うのです。

え、マジで?これって危なくない?

しかしですよ、最高速度120kmが実施されるのは来年から、しかも実験運用と言う事で静岡県と岩手県の一部でって・・・
そんでもって、大型トラックの最高速度は今まで通り80km/hのまま。いやいや、速度差が60km/hって危険じゃないですか?
大型トラックも80km/hから100km/hにするべきなのでは?

何だかなあ・・・

本当にこの国の道路行政って、何でこんな中途半端なんでしょうか?

それでも53年ぶりに見直しをする気になったというコトだけでも良しとするか・・・

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