納得いかない日本の自動車税

自動車重量税
世界に名だたる自動車大国の日本。
いままで数々の名車が生まれてきました。

世界初のロータリーエンジンを搭載する「マツダコスモスポーツ」、「ニッサンGT-R」etc・・・
このいわゆる「旧車」ですが、自動車税の改変に伴い、大幅な増税となってしまいました。

特に、自動車重量税については平成26年度改正において製造から13年以上経過したクルマの税額が軽自動車も含めて大幅に引き上げらました

13年なんて、ちょっと考えてみるとつい最近ですよ。
うちのとなりのおじいちゃんなんか、2000年に新車で買ったブルーバード シルフィまだ乗ってますからね。
5代目フェアレディZ2002年に出た5代目フェアレディZなんて、まだ中古車市場にも出回っていると思いますが、たとえば、今、この5代目フェアレディZを中古車で購入したら、来年には13年落ちでドーンと税金がかかってくるのですよ!
また、逆に、13年落ちの車は、中古車査定でも限りなく0円に近い査定しか出ないでしょう。

ただでさえ旧車は維持が大変なのに、その上増税なんて踏んだり蹴ったりです。
世界の国々には、ヒストリックカーやクラシックカーの文化を大切にするために、旧車に対して優遇制度がある国が多くあります。
なぜ、自動車大国の日本にはそのような「車文化を大切にする」制度が無いのでしょうか?

そこで今回は、世界の国々が、旧車に関してどのような優遇措置を行っているか、ちょっと調べてみました。

スイス
下記の条件を満たして、クラシックカーと認められれば税金が優遇されます。
その車のコンディションが良い事
30年以上前に生産された車であること
走行距離は年間2000マイル以内
所有者は3台以上の車を所有している事
6年ごとに車検を受ける事
この条件がクリアできれば「コレクターズナンバープレート」という、クラシックカー専用のナンバープレートが交付されます。
このプレートは脱着可能なので、どの車に取り付けてもよいのですが、一度に一台しか運転できません。(あたりまえか)
このコレクターズナンバープレート1枚で最大20台の車が所有できます。
そして、その中の最大排気量の車のみに税金が掛けられ、保険も最大排気量の数値に掛かります。

フランス
新車よりも古い車の方が登録費用が少なくなります。例えば10年以上経った車であれば、新車の半額くらいになります。
車検費用は新車と変わりませんが、元々の車検費用が安い(5000円くらい)なので、日本と比べて差は歴然ですね。
保険に関しては、25年以上経った車は台数割引があり、1台だと10000円ですが、3台以上だと20000円くらいです。

イギリス
1973年1月1日以前に製造された車は税金免除!
また、車に乗らない期間は税金を免除する制度があり、期間と保管場所を申請すれば、乗る期間だけの税金を払うだけで良いのです。
21世紀より前に登録されたものはCO2排出量によって税金が決まります。

イタリア
20年以上経った車はクラシックカーとなり、新車に比べてかなり税金が安くなります。

ドイツ
30年以上経過した車は、何と税金免除ですよ!
さすがドイツ!スバラシイ!

オランダ
25年以上経過した車は、何と税金免除ですよ!
さすがオランダ!スバラシイ!

アメリカ
アメリカは州によって税制が異なります。

ノースキャロライナ州
車はその価値に対して払う資産税というものを払う義務がありますが、車は経年と共に価値が減少していくので、古ければ古いほど、税金が安くなります。
ちなみに、35年以上経過した車は資産価値が500ドル以上と見なされることはないそうです。

オレゴン州
クラシックカーだからと言って、特別な優遇はありませんが、そもそも車を買ったときに払うナンバープレート代と登録費用、そして3年ごとに支払うナンバー更新費用(86ドル)しか払いません。

ネバダ州
オレゴン州と同じく、登録費用とナンバープレート代のみ

と、ほんの一部ですが、世界各国のヒストリックカーや旧車に関する優遇措置を調べてみました。

こんな自動車文化を否定するような税制は一刻も早く撤廃して、旧車を保護できるような優遇制度を施行して欲しいですね。

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