「乗ったままでOK!」悪徳自動車金融の手口

「乗ったままでOK!」悪徳自動車金融の手口
よく公衆電話(東京ではまだけっこうあります)に、風俗の張り紙に混じって「車で融資、乗ったままでOK!」とか、「車でお金貸します」なんてチラシが貼ってあるのを見たことがありませんか?
田舎だと電柱なんかにも貼ってありますね。
あるいは、スポーツ新聞なんかにもよく車を担保にした自動車金融の広告が載っていますよね。

この車を担保にした高利貸し、結構昔からあるのですが、どんなシステムになっているかと言いますと・・・

お金を借りたい人がその会社に連絡すると、車を査定しにやってきます。
そして車の査定額を決めますが、まずこの査定額はとんでもなく低い金額です

例えば、一般的な中古車査定での相場が100万円だとしたら、半額の50万円くらいの査定額にしかなりません。

しかし、金融会社(と言うか、今後は「高利貸し」と記載します)は、車のオーナーがお金が無い事を十分に分かっているので、絶対に相場の査定額なんて出しません

そしてその金額でOKとなると、その車の名義変更に必要な書類を書かされ、その日の内に高利貸しの名義に名義変更されます。それと引き換えに借りたお金が口座に振り込まれます。

この時に譲渡契約書や印鑑証明、車検証、合鍵も渡しますので、いつでも高利貸しは車を売却できる状態です。

車を担保にお金を借りる条件として、「車に資産価値があること」「名義がお金を借りる人の名義になっていること(ローンなどが残っていて、ローン会社などの名義になっていない)」が絶対条件です。

また、貸してくれる金額は、一応法定金額内の年利になっているようですし、融資の際の総量規制(年収の1/3以上は貸すことが出来ない)もあるので、それなりの審査もあるようです。

絶対に業者が儲かる悪徳自動車金融の仕組み

が、ここからがこの車を担保にした高利貸しの悪徳商法!

車を名義変更する際に「名義変更手数料」を取られるのですが、これがべらぼうに高いのです。
中古車屋さんに名義変更を頼むと、10,000円~15,000円くらいで名義変更してくれますが、この高利貸しが請求してくる名義変更手数料は70,000円~100,000円にもなります。

しかし、お金をすぐに借りたい人はそんな費用はもちろん無いと思いますから、その名義変更手数料も借金の中に組み込まれてしまいます。

先ほどの例で、100万円の相場の車で50万円融資してもらい、これに名義変更手数料(10万円としておきます)が加わって、60万円の融資(借金)となります。

そして、車の名義変更はしましたが、「乗ったまま」ですので、なんとレンタル料を取られます
名義変更したとは言え、今までと何ら変わらない車に乗っているのにレンタル料が発生してしまうのです。
これは高利貸しによってまちまちですが(レンタル料を取らないこともあります)いずれにせよ車は高利貸しの名義に変更されてしまっているわけですから、借りたほうは何も出来ません。
もし返済が滞るようだったら車を売ってしまえばいいのです。

元々100万円の価値の車に50万円の値づけをしているワケですから、どう転んでも高利貸しが儲かるようになっているのです。
というか、高利貸しとしては、車を売却するのが最も儲かることになりますので、できるだけキツイ荷を背負わせて、何とか返済ができないようにし、車を売却するようにもっていきたいワケですね。

お金が必要だったら、こんな悪徳自動車金融を利用するより、普通に中古車一括査定を利用して車を売却したほうがいいですよね。
と言うか、絶対に自動車金融は利用しちゃダメです。

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