寒いっ!エンジンも暖機運転してあげなきゃ!えっ!?

寒いっ!エンジンも暖機運転してあげなきゃ!えっ!
いやあ、ホントに寒いッスね!
先日旅行してきたタイの暖かさ(と言うよりは暑さ)が夢のようです。
寒いのは苦手なので、ほんとに南国に住みたいです。

そんな寒い日本の冬ですが、朝、車のエンジンをかけた時、エンジンが温まるまでアイドリングで暖機運転する方もいらっしゃると思います。
このアイドリングでの暖機運転って必要なのでしょうか?

もしあなたがキャブレター車に乗っているのであれば、アイドリングでエンジンが温まるまで暖機運転した方が良いです。
と言うか、いまどきキャブレター車に乗っている方は余程の車好きか、その車種のマニアやコレクターの方だと思うので、こんな説明は釈迦に説教ですね。

現在は、市販されているほとんどの車がインジェクション車です。
普段目にする車の99.9%がインジェクション車と思っても間違いないでしょう。

キャブとインジェクション

ここで、「キャブ?インジェクション?何それ?」という方のために「キャブレター」と「インジェクション」の違いを簡単に説明しておきます。

自動車はガソリンを燃料として動くわけですが、燃料のガソリンにエンジン内で火を点けて爆発させ、その爆発力を回転力に変換して動力としています。
そのガソリンをエンジン内部に送る時に、ガソリンを霧状にしてエンジン内部に送るのです。霧吹きみたいな感じです。
この霧状になったガソリンの量を、機械的にコントロールしているのがキャブレターです。

一方インジェクションは、ガソリンの量をコンピューターを介して電気的に制御しています。
本当はもっと複雑な機構なのですが、簡単に説明するとこんな感じです。

MINI ツインキャブ現在、一般に市販されている車でキャブレター車はありません。
各国の排ガス規制に適合しないので、製造認可が下りないのです。
ですから、キャブ車に乗りたいと思ったら自分で改造するか、中古車を探すしかありません。
たとえば、ミニのキャブ車は全体の生産数の中でも数が少なく、マニアにとって希少アイテムとなっていて、中古車市場でも高値が付けられています。

暖気走行がベスト

ちょっと横道にそれましたが、最近の車はほぼすべてインジェクション車です。そのコンピューター制御は昔とは比べものにならないほど進歩していますので、寒い朝イチバンであっても、バッテリーの調子が平常であれば、問題なく始動できます。このときにアイドリング状態で暖機運転すると、始動直後の濃く調整された混合気がエンジン内部に長時間流れ込む事になり、あまり良い状態とは言えません。
また、車はエンジンだけで走行するのではなく、デファレンシャルにはデフオイル、ミッションや、ブレーキオイル、タイヤなど、様々なパーツが組み合わせられて走るようになっています。
アイドリングで暖機運転しても、エンジン以外はほとんど温まりません。
アイドリング状態で暖機運転して、「水温が上がってきたからOK」ということではありません。

エンジンを始動してからすぐに走ってもまったく問題ありません。
と言うか、すぐに走ってください!
でも、先ほど申し上げたように、エンジン以外の場所もそこそこ温まるのが重要です。
ですから、すぐにスピードを上げて走るのではなく、「暖気走行」を行うのがいいです。

「エンジン始動後はすぐ走っても大丈夫。でも最初はゆっくりと暖気走行」

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