中古自動車査定士って何なんだ?

中古車査定士
中古車査定士(正式には中古自動車査定士と呼びます)は、中古車の価格査定を行うための「中古自動車査定士技能検定」に合格した者の事。「中古自動車査定士技能検定」は、一般財団法人日本自動車査定協会が実施している資格試験です。

中古車の売買価格はその車の使用状況や車体のコンディション、走行距離や事故暦の有無などによって大きく異なるため、一定の規準に則した適正な価格査定を行えるよう、認定する制度です。
この中古車査定士の資格は小型車査定士大型車査定士の2種類があり、受験資格はそれぞれ下記のようになっています。


小型車査定士

普通運転免許以上の免許を所持している者

半年以上の自動車販売・整備の実務経験を有する者

日本自動車査定協会所定の研修を受講し(3日間)、それを終了した者

大型車査定士

大型第一種運転免許以上の免許を所持している者

半年以上の自動車販売・整備の実務経験を有する者

日本自動車査定協会所定の研修を受講し(3日間)、それを終了した者

また、試験に合格しても、実際に仕事として査定業務を行うのには、下記の条件を満たして日本自動車査定協会に登録する必要があります。
■20歳以上
■勤務している会社が古物商の免許を取得している事

この資格の有効期間は3年間となっており、期限前に技能向上研修を受けると期限が延長されます。

実際には、ディーラーや販売店などに入社して半年経過すると、この「中古自動車査定士技能検定」を受けさせる場合が多いようです。
私の勤めていたディーラーでもかなり多くの人が取得していました。

ここでふと疑問に思う事があります。
同じ規準で統一された資格試験に合格した人が、同じ車を査定したら同じ査定金額になるのでしょうか?

答えはノーです。

最近は、中古車査定士が金額を決めるのではなく、中古車査定士は査定する車のコンディションを判断し、どんな箇所に不具合や減点部分があるかを見極める役目を負っています。そして中古車査定士はその車の状態を会社の本部に報告します。本部は現在のオークション相場を参考にしながらその査定した車の買取金額(査定金額)を決定します。
中古車査定士の一存では買取金額は出せません。
あくまでも、買取会社の本部が買取金額(査定金額)を決めるのです。
ですから、同じ車を二人の中古車査定士が査定したとしても同じ金額になることはあまりありません。
発展途上国への中古車輸出が得意な会社だったら、かなりボロボロでも4WD車などは高くなると思います。
ですから、多くの買い取り業者に査定見積もりしてもらうのが良いでしょう。
(多すぎても対応が大変ですし、1つの一括査定サイトで数社の買取業者にコンタクトが’取れるので、一括査定サイト3サイトくらいに申し込めば十分でしょう)
中古車査定士講習
ちなみに、3日間の講習をしっかりと受講すれば、特に勉強しなくても合格できる簡単なレベルの試験です。
そのため、小型車査定士の合格率は83%、大型車査定士は98%と、かなり高い合格率になっています。

中古自動車査定士技能検定は民間の認定制度ですので、中古車を査定する人はかならず取得しなければならないわけではありません。
中古車の査定は、だれでも行うことができます。

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