中古車オークションは公正か?

中古車オークションは公正か?
トップページにも書いてありますが、ここで言う「中古車オークション」とは、ヤフーオークションのように誰でも出品、落札ができるオークションの事ではなく、登録した業者のみが参加できるオークションの事です。業者のみですから、一般の人は参加できません。
現在の中古車査定価格は、このオークションの落札価格を元にして算出されています。

買取業者が中古車一括査定で買取した車は、ほとんどがこの中古車オークションに出品されると言っても良いと思います。

この中古車オークション、どれくらいの規模なんでしょうか?
全国に数多くある中古車オークション会場ですが、その母体によって大きく3つに分類する事ができます。

1、中古車販売店の業界団体が運営する組合、日本中古自動車販売協会連合会)を母体とした中古車オークションです。中販連系(JU系)と呼ばれています。
地方にはこのJU系オークションしかない場所も多く、地域密着型のオークション会場です。
2、自動車メーカーのディーラーなどが運営するメーカー系オークション。メーカー系ですので、たとえばトヨタのTAAオークションにはトヨタ車が多く集まり、日産系は日産車、ホンダ系はホンダ車と、その主催メーカーの車が集まりやすいのが特徴です。
3、オークション会社が運営するオークション会場で、代表的なのが東証1部上場企業の「USS」でしょう。USSは全国にオークション会場を持っていますが、一番大きな東京会場では、1回のオークションで1万台以上もの中古車が出品されます。

この中古車オークション、車を出品すると出品料がかかり、その出品した車が成約して売れると更に成約料を取られます。また、落札した側は、落札料がかかります。

オークション会場によってこれらの金額やシステムが違うので、一概には言えないのですが、たとえば出品料が7,500円、成約料が7,500円、落札料を6,000円としましょう。(だいたいこれくらいが平均値だと思うのですが、私がオークション会社に勤めていた頃と比べて最近はもっと高くなっていると思います)

仮に、ある日のUSSオークションの出品台数が10,000台だったとしましょう。
平均的な落札率は60%と言われていますので、6,000台が成約して売れたとします。

すると・・・

出品料 7,500円 × 10,000台 = 75,000,000円
成約料 7,500円 × 6,000台 = 45,000,000円
落札料 6,000円 × 6,000台 = 36,000,000円

合計156,000,000円!!!!

1回の開催で、これだけの利益があるのですよ!
たった1回です。

これだけのお金が動くトコロに胡散臭いハナシがないハズありません。
私が勤めていたオークション会場でもいろいろありました。
ここではちょっと書けないようなハナシもたくさんあります。
いや、本当に書いちゃいたいんですが、今はもう改善されているとのウワサですので、あえて書かないでおきます。
というか、本当に書いたらかなりマズイ事になるかも!?

たとえば、オークション会場は出品台数が多ければ多いほど儲かります。
極端なハナシ、1台も落札されなくても出品料は入ってきますから、とにかく1台でもたくさん車を集めたいのです。
また、出品台数が多ければ買いに来る人も多くなり、盛況なオークション会場になるのです。
ですから、何台も出品してくれる大手買取業者は超超超お得意さん
色々と便宜を図ってあげるのです。
オークション会場までの陸送費を負担してあげたり、出品料を安くしてあげたり・・・
ま、それくらいはいいと思うのです。だってお得意さんですから。
でもですね、それ以上の事をやってあげちゃったりしてる事があるのです。

オークションに出品される車は、オークション会場の検査員によって査定され、評価点を付けられるのですが、この評価点というのは落札する側(買い手)にとっても車を判断する重要な目安になるのです。

で、この評価点、大手の買取業者と町の小さな中古車屋さんの出品した車で差があったりするのです。
中古車ですから全く同じコンディションと言うものは有り得ませんが、それにしても明らかにこの評価点って・・・という車があったりします。
もちろんそんなオークション会場ばかりではありませんが、そんな事があるのも事実です。

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