中古車を買う時は気をつけて!事故車の怖い裏話

中古車を買う時は気をつけて!事故車の裏話
以前、私はとある自動車ディーラーに勤めておりました。
5年ほどでしたが、ここには書けないようなヤバイ話もたくさんあります。
本当は書きたくてウズウズしてるんですが、その記事を関係者に見られたらかなりマズい事になりそうです。

が、もう10年以上まえの事ですので、中にはひとつふたつ「もう時効だから書いちゃってもいいかなー?」というハナシもあります。

それは私がその自動車ディーラーに勤め始めて2年目の出来事でした。
工場でメカニックと立ち話をしていたら、1台の高級車が修理で入庫してきました。
外観のパッと見はキレイなのですが、良く見ると車内のエアバッグが開いちゃってます。
エアバッグが開いちゃうとそれだけで事故車認定です。

でも外見はキレイなので、そんなエアバッグが開いてしまうような大事故に遭った車には見えません。
この車は近くの中古車販売業者から修理依頼があって入庫してきたのですが、修理箇所はエアバッグやインパネ、コンピューターなどの精密部品ばかり。

どうやら、かなり大きな事故に遭った車らしいのですが、外観は安い板金業者で板金修理、塗装をしまくり、フレームなどの損傷箇所は、近くの整備工場で修理したらしいのです。
板金屋と修理工場で作業して何とか見栄えを良くしましたが、精密部品や特殊パーツなどの取り付けや調整はディーラーでなければ出来ない部分もありますので、その部分の修理のために入庫してきた車なのでした。

そしてその車、事故でかなりフレームが曲がったらしく、そこを修正機でかなりの圧力をかけて修正したため、金属が耐え切れずに折れちゃってる箇所が数箇所あったんです。
そしてもっとビックリしたのが、その折れてる箇所を再溶接し、隙間がある箇所はパテ埋めして誤魔化してあるという、なんとも恐ろしい車だったのです!
中古車を買う時は注意!
エアバッグも修理し、その他の部分も修理し終えると、見た目はまったく問題のある車には見えません。
それどころか、まだ1万キロくらいしか走っていない車でしたので、新車と並べても見劣りしない車に変身していました。

この車、カーオークションでは売りにくいでしょうから、どうにかして自社の中古車センターで売るか、Yahooオークションのような一般の方々を対象としたオークションで売るか、はたまた輸出するか・・・

でも輸出するのであればここまでピカピカにする必要はありませんので、たぶん超お買い得車として売られるのでしょう。

事故車と言う事を隠して売ったりはしないと思いますが、

「大した事故じゃないですよ、一応基準で決まっている箇所がほんのちょっと凹んだので交換しましたが、安全性には全く問題ないレベルです。ですが、一応事故車使いになってしまってるので、特別にこんな破格値で出してるんです!」

とか何とか言いながら、お客さんにこの車を勧める営業マンの姿が目に浮かびます。

怖いですね~

でもこんな事って、中古車業界では結構頻繁に有り得ます。
もちろんちゃんと真っ当に営業している中古車屋さんやディーラーがほとんどですが、中にはこんな車を平気で売っている業者も存在します。
特に、ヤフオクなどのオークションには訳アリの車が出ている事が多いです。

最近は事故者専門の一括中古車査定サイトもありますが、中にはこのように廃車にされず、無理やり「生き永らえさせられる車」も存在するのです。

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