一般社団法人自動車公正取引協議会って?

一般社団法人自動車公正取引協議会
一般社団法人自動車公正取引協議会(Automobile Fair Trade Council:自動車公取協)という組織があります。
この組織は、消費者庁の機関である消費者庁公正取引委員会により制定された「自動車公正競争規約」を管轄。運用する機関・組織として1971年に設立された法人です。

日本自動車工業会や日本自動車販売協会連合会、日本中古自動車販売協会連合会などの社団法人や、自動車メーカー(14社)、自動車ディーラー約1500社、中古車販売事業者約13000社、日本オートオークション協議会や日本自動車査定協会、日本自動車連盟、または中古車情報誌を発行しているメディアや自動車関係の広告業者までを含めたとても規模の大きい組織です。
この組織の一番大きな目的は、その名の取り、公正なクルマ・バイクの販売取引を推進することです。

この自動車公取協が一般社団法人日本オートオークション協議会と協力して作った「走行メーター管理システム」というシステムがあります。
これは、オークションを経由した中古車に関して、すべての車両の走行距離データをチェックするシステムで、オークション出品後のメーター改ざんを防ぐために作られました。

一昔前は、メーター改ざんされた中古車が流通することを監視する仕組みが無かったため、メーター改ざん業者がボロ儲けしていた時代がありました。
しかし、このシステムが登場してからは、メーター改ざんはかなり少なくなったと聞いています。(ですが、未だにメーやー改ざんをしている業者も居ますが・・・)

現在のメーター改ざん車販売の温床は「インターネットオークションの個人売買」が圧倒的に多くなっています。
たとえば・・・
メーター改ざん車
このエスティマハイブリッドですが、ネットークションの情報には「走行距離35,000km」と記載されています。(一応、走行距離の状態 走行距離不明と記されてはいますが・・・)
この中古車を走行メーター管理システムで検索したところ、本来の走行距離は271,180kmでした。
いや、どんだけ盛ってるんだよ!
本来なら271,180kmお記載しなければならない事です。

いくら走行距離不明と書いてあっても、3万5千キロって書いてあったら、20万キロもサバ読んでるとは思いませんよね。

こんな中古車がゴロゴロしているのがネットークションの中古車個人売買なんです。
絶対にネットオークションで中古車を買うのは止めてください!
需要があるからこのような悪質な業者が後を絶たないのです。

このエスティマは118万円の開始価格となっていますが、中古車オークションで仕入れた金額はほぼ二束三文でしょう。(20万キロ越のハイブリッド車なんて高い値が付くわけがありません)

ちなみに、自動車公取協では、メーターが改ざんされている、あるいは交換された中古車には、その旨を明記する「シール」を貼る事になっています。

走行距離計(メーター)交換シール 走行距離計(メーター)交換シール
事故やメーター自体の故障により、走行距離計(メーター)が交換されている中古車には走行距離計(メーター)交換シールが貼付されています。
貼られている場所は、運転席側のセンターピラーになります。
シール内には交換前の走行距離と交換後の走行距離が記入されています。

走行距離計(メーター)改ざんシール
走行距離計(メーター)改ざんシール

走行距離が改ざんされている事が判明した中古車には、走行距離計(メーター)改ざんシールが貼付されています。
こちらも運転席側のセンターピラーに貼られています。

また、一般の人でも「走行メーター管理システム」を使って、中古車の走行距離を調べる事が出来ます。
1回1500円と有料になってしまいますが、購入しようとしている中古車の情報をより詳しく知りたい場合は利用してみても良いのでは無いでしょうか?

詳しくは、一般社団法人自動車公正取引協議会のホームページをご覧になるか、自動車公正取引協議会へメール(info@aftc.or.jp)にてお問い合わせください。

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