ミラーレス解禁!(イマイチ盛り上がらず)

6月18日に、地味~に解禁となったミラーレス車
6月18日に、地味~に解禁となったミラーレス車の製造。
「ミラーレスだったら、今までのサイドミラーやバックミラーより視野が広くなって安全!」とか「空気抵抗が少なくなって燃費が良くなる!」とか、これ以外にもミラーレスになることのメリットが声高に叫ばれていましたが、実際どうなんでしょうか?

バックミラー(ルームミラーですね)に関しては、後方を見にくい大型車(トラック)などでは一般的になっていますし、乗用車でもニッサンが「スマートルームミラー」という名称で、車体後部に取り付けられたカメラから取り込まれた映像を、液晶モニター内蔵のルームミラーに映すものが製品化されています。現在は、X-TRAIL、エルクランド、セレナにオプション装備されています。

サイドミラーは?

バックミラー(ルームミラー)については、車体中心にカメラを取り付ければ良いため、カメラの設置場所に困ることは無いと思いますが、問題は「サイドミラー」
6月18日に解禁されたから、その日からミラーレス車がどんどん登場する!と言うわけでは無く、そもそも日本の自動車メーカーでサイドミラーをミラーレス化しているクルマを今現在製造していません。
海外に目を向けても、BMWi8がミラーレスになるとウワサされていますが、現行のBMWi8は普通のミラー。
まだ正式にサイドミラーもミラーレスにはなっていないようです。
私が調べた限りでは、現在サイドミラーをミラーレスにした車は発売されていません。

ミラーレスのメリットって?

「視野が広くなる」「空気抵抗が少なくなって燃費が向上する」「ドアミラーが無くなるから狭い道でも運転しやすくなる」など、ミラーレスのメリットが色々言われますが、これってちょっと???じゅあないですか?

「視野が広くなる」というのは確かにその通りですね。
ですが、燃費が向上するってのは、一般道を走る乗用車に関してはほとんど効果が無いでしょう。
サーキットを300km/hで走るF1やGTカーだったら意味があるのかも知れませんが、街中を走る乗用車が左右に付いているドアミラーくらいのものが無くなったところで、燃費に影響するほどの空気抵抗が削減されるかどうかはかなり怪しいです。

また、ドアミラーが無くなったとしても、結局はどこかにカメラを取り付けなければなりません。
車体に密着するようにカメラを設置したら後方視界が確保できないし、かと言って今と同じように設置するのであれば、従来の普通のミラーで全然事足りちゃいます。

下の写真のように、ドアミラーと同じ位置にカメラを取り付ける案もあるようですが、これだったら現在のミラーでいいんじゃない?と思いませんか?
また、カメラ化すると言うことは、ミラーよりも小型化できると言うことですが、小型カメラだと雨粒や汚れ(泥など)がちょっと付いただけで画像が見えなくなってしまう恐れがあります。ワイパーを付けるとか振動で汚れを落とすとか、何かしら対策はできるのかも知れませんが、これまたコストがかさんでしまいます。
6月18日に、地味~に解禁となったミラーレス車の製造。

結局ミラーレスってどうなの?

今のところニーズがあるとも思えない「ミラーレス」。

このタイミングでなぜに国土交通省が認可を出したのかさっぱり理解できません。
乗用車じゃなくてトラックや特殊車両向けの認可なんでしょうか?

恐らく自動車業界も「一刻も早くミラーレスを認可して!」なんて言って無いと思いますし。
でも認可を出したってコトは、何か理由があるんでしょうなあ・・・
全然予想できないけど。

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