ミニバン専用タイヤって本当に必要?

ミニバン専用タイヤって本当に必要?
ミニバン専用タイヤって耳にしますね。

普通のタイヤとはどう違うのでしょうか?

ミニバンはセダンなどの普通乗用車と比べて車重が重く、車高が高く重心が高いためにタイヤにかかる負荷が大きくなっています。

その影響はコーナリング時に顕著に現れ、コーナリング時には外側(アウト側)のタイヤに荷重がより多く掛かります。
ですから、ミニバン専用タイヤは、コーナリング時の高い荷重に耐えられるように特殊な構造になっています。

ミニバン専用タイヤは、タイヤのサイドウォールの強度が異なる構造になっています。外側の方が、内側より強度を高めてあるのです。
そのため、コーナリング時にタイヤの外側に荷重がかかっても、しっかりとタイヤがふんばって車をしっかりと支えることが出来るようになっています。ミニバン専用タイヤが誕生した当初は、ミニバンの思い車重を支えるため、とにかく頑丈で重いタイヤばかりでした。

まるでトラックのタイヤ?と思ってしまうような重くてゴツイ商品ばかりでした。

しかし、その後、市場ではミニバンやワンボックスカーの人気が高くなり、ファミリーユースでのミニバンの使い方が主流を占めるようになると、乗り心地や静寂性がミニバン専用タイヤにも求められるようになってきました。各タイヤメーカーから様々なミニバン専用タイヤが開発され、最近のミニバン専用タイヤは、乗り心地や静寂性が格段に向上しました。

ミニバンに標準タイヤを付けても大丈夫?

ミニバンにセダンなどに装着している標準のタイヤを取り付けても問題はありません。(サイズさえ合っていれば)
しかし、前述のとおり、ミニバンやワンボックスカーはセダンなどよりも車重が重く、重心も高いですから、コーナリング時に安定感に欠ける場合があります。これは、標準タイヤのサイドウォールがミニバンの車重に耐え切れずに変形しているからです。
かといって、タイヤが破裂したりするようなことになはりませんが・・・

ミニバンに標準タイヤを装着していると、タイヤの「肩落ち」といった現象が起こります。
この「肩落ち」とは、タイヤの角(ショルダーと言います、ショルダー=肩)が著しくすり減った状態の事を言います。

車重の重いミニバンは、コーナリング時にタイヤのショルダー部分にかかる負荷がとても大きく、そのために標準タイヤを装着しているとこの「肩落ち」が発生してしまいます。

標準タイヤでも問題はありませんが、操作性や乗り心地、また、経済性など、トータル的に考えてみると、ミニバンやワンボックスカーにはミニバン専用タイヤを装着した方が良いかもしれませんね。

ちなみに、ミニバンやワンボックスカーを中古車査定に出す際、その車にミニバン専用タイヤが付いているかどうかで査定額が変わる事はほとんど無いようです。

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