ヘッドレストは取っちゃダメだよ!

ヘッドレストは取っちゃダメだよ!
車のシートに付いているヘッドレスト、あんまり気にしたことありませんよね。
普通に運転していると、ヘッドレストに頭をくっつけるほど反り返る事も無いし、いっそのこと「邪魔だから外しちゃってもいいんじゃね?」と思っちゃったりしますが、外しちゃだめです。
なぜかというと、ヘッドレスト(頭部後傾抑止装置)を運転席と助手席に備えなければならないと法律で決められているんですね。

道路運送車両の保安基準 第22条の4(頭部後傾抑止装置等)
自動車(車両総重量が三・五トンを超える自動車(専ら乗用の用に供する自動車であつて乗車定員十人以下のものを除く。)、二輪自動車、側車付二輪自動車、大型特殊自動車、農耕作業用小型特殊自動車及び最高速度二十キロメートル毎時未満の自動車を除く。)の座席(第二十二条第三項第一号から第四号までに掲げる座席及び自動車の側面に隣接しない座席を除く。)のうち運転者席及びこれと並列の座席には、他の自動車の追突等による衝撃を受けた場合において、乗車人員の頭部の過度の後傾を有効に抑止し、かつ、乗車人員の頭部等に傷害を与えるおそれの少ないものとして、構造等に関し告示で定める基準に適合する頭部後傾抑止装置を備えなければならない。ただし、当該座席自体が当該装置と同等の性能を有するものであるときは、この限りでない。

引用:国土交通省ホームページ

ヘッドレストの本来の役割

むち打ち法律で決められているのと同時に、ヘッドレストの本来の役割は、車が事故に遭い、追突や衝突した場合、乗員の頭部を保護する役割があります。
もしもヘッドレストが無い車で後ろから追突された場合、追突の衝撃により車(シート)は前へ移動しようとするので、結果的に乗員の身体は瞬間的に後ろへもっていかれます。首から下はシートの背もたれ部分で保護されますが、何も支えの無い首から上はそのまま後ろへ激しく持って行かれるカタチになります。すると「むちうち損傷」というケガに見舞われます。
しかし、ヘッドレストがあれば、頭部が後ろに持って行かれる事が無いので追突された場合にもむち打ちになる危険は少なくなります。

ヘッドレストの正しい使い方

ほとんどの車に装着されているヘッドレストは、上下に動いて位置調整が可能です。
ヘッドレストの正しい位置は、ヘッドレストの上下の中心が、耳の高さに来るようにセットするのが正しい位置です。
高級車はヘッドレストの位置を前後にも調節できるものがありますが、そのような調節が出来る場合は、自然な運転姿勢(ドライバーの場合)の時に、できるだけヘッドレストが後頭部に近くなるように調節するのが良いそうです。

意外と忘れがちなヘッドレストですが、万が一の場合に重要な役割を果たす安全装置です。
男性ドライバーと女性ドライバーで一台の車を共有使用している場合などは、ヘッドレストの位置を確認してみた方が良いかも知れませんね。
ちなみに我が家も私と嫁さんで一台の車を共有していますので、ちょっとメンドクサイですが、乗る度にヘッドレストの位置を確認しています。

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